こんにちは。あけましておめでとうございます。彩ちゃんです。
2019年くらいからnotionっていう万能ノートアプリを使ってまして、今回はこれを使って私の趣味である漫画についてまとめてみました。
それがこちらです。
読んだ漫画2021(なぜかページ移動になるので新規ページで開いてください)
そう。私が去年読んだ漫画を全網羅したデータになります。
ざっくり130冊くらい買ってて、さらにジャンプ定期購読とネット漫画だからかなり読んでる方じゃないかと思います。
その中でも!!今回は私がこれが2021年に読んで最高だった!!という作品を3つ紹介したいと思います。ご期待あれ。
- ゲーミングお嬢様(ジャンプルーキー版)
- 寄生獣 フルカラー版
- 金魚王国の崩壊
1. ゲーミングお嬢様(ジャンプルーキー版)
https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYMha8
あらすじ
e-Sportsを嗜むお嬢様、通称e-お嬢様たちが通う聖閣東芸夢学園が舞台の熱血?格ゲー漫画。学園の頂点に君臨する格ゲーお嬢様 祥龍院隆子を中心に熱い?バトルが繰り広げられる。
感想
1つ目はこれですね〜何と言っても!マジで!!今年、いやここ数年で出会った漫画で一番!!譲れない!!
いや本当に初めて読んだときの衝撃ですよ。
なんか、絵はあんまり…てか、うん。下手だな〜って最初は思うんですけど、3ページも読んだらそんなんもうどうでも良くなるんですよね。「この漫画は普通じゃないぞ」と。
格ゲーってテーマだからさ。格ゲーあるあるみたいなところで同感を得て笑かそうみたいなところになりそうだと思うんですよ。あるな〜、みたいな感想の。
でもそうじゃないんですよね。
この漫画は格ゲーあるあるは完全にサブ的なお供えみたいなもので、まあ最悪無くても良いわってくらいぶっといストーリー展開によって成り立ってるんですよね。ストーリーだと語弊があるかも。キャラクターたちの掛け合いですかね。
で、その掛け合いを最大限に面白くさせ続けているのがその語彙力の豊富さ。色んなジャンルからあれやこれやと言葉を持ってくる。サブカルはもちろん科学や歴史、宗教なんかの学問からも使えるものはどんどん投下する。多分聡明な人なんだと思う。
そんなゲーミングお嬢様ですが、ジャンプルーキー版は全6話で終わっており、現在はジャンププラスで別の作画担当の漫画家さんとタッグを組んで投稿されております(こちら)。こちらも私のNotionを見ればわかると思いますが、とっても面白いのでぜひとも見てほしいです!!
2. 寄生獣 フルカラー版
あらすじ
シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。
寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス) 岩明均 (Amazon)
感想
これはもう誰もが知ってる作品だから私がどうこう言うものでもないんだけど。
もう何年も前に読んだことがあって、でもやっぱりいつでも引っ張って読める状態にしたいなと思ってKindle版を買いました。そしてせっかくならフルカラーバージョンをば。
私は人がバッサバッサと死んでいくタイプの漫画はあんまり好きじゃないんですが、寄生獣はそれでもやっぱり読んじゃいます。バッサバッサと死んでいくところが見せ所じゃないからなんでしょうね。
そしてこの作者の方のすごいところはやっぱり登場人物たちの心情を上手く描くところですよね。ただそれだけじゃなくて、さらにそれを読者の心にまで届けるというたところまで達しているというか。心にグサっとくるような表現をされる。
あとパトレイバーなんかもそうなんですが、一見漫画の見せ所みたいなアイコン(パトレイバーだとレイバー、寄生獣だと寄生生物)は実はそんなに重要じゃなくて、どっちも人間ドラマが主軸なんですよね。キャラクターたちの苦悩や葛藤が一番大事で、だから面白い。
そんな寄生獣ですが、現在 Kindle Unlimitedに加入しているとなんと3巻まで無料で読めちゃいます!読んでない人はこのお正月休みを機会にぜひ読んでみてください!!(なんか広告みたいな言い回しだ…)
3. 金魚王国の崩壊
あらすじ
人間を頂点にした生物ピラミッドが前提のこの世界で、小学生のミカゼちゃんが人間でない生物たちを憂い、一方で何もしてやることができず、自分がどうあるべきか、はたまた世界とは何かを問う哲学的な作品
感想
この画像をTwitterなどで見たことある人は結構いると思いますが、実際に作品を見たことはないという方が多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
この作品自体はWebで公開されている作品で、初公開は2008年とけっこう昔になります。でも私は2021年に読んだのでここで紹介させていただく。何せ面白いですしおすし。
パッと見かわいい絵柄でのほほんとした作風のものにも見えるのですが、画像のセリフの通りそんなことはありません。
あらずじでも書きましたがミカゼちゃんのこの現世、人間、私への問いかけがとにかく本当に小学生なのかというくらい真理を突いていて。物理的な生活の範囲はミカゼちゃんの住んでる街までなのですが、実際の物語のスケール感は計り知れないものがあります。
そんなことばっかりずっと考えているミカゼちゃんだから、人間関係においても考え方が達観しており(振る舞いがどうかはさておき)、客観的な視点でものを観て、その中にいる自分がどうだというメタ認知の視点でものを考えるんですよね。そこがまたシュールで面白いんですよ(笑えるおもしろさとは違う)。
そしてこんなに面白い作品が、あくまで作者の方のWEBサイト上でのみの作品なんですよね。商用じゃない。商用じゃないからこんなにとんがった作品が生み出せるのかなぁなんて、私はやったことがないから思いを馳せることしかできませんが。こちらの作品もおすすめです。ゲーミングお嬢様に出会ってなかったらここ数年で一番の衝撃になる作品でした。
結び
はい。以上で3つの作品への感想は終わりです。
今まで色んな漫画を読んできたのですが、私はどうやら言葉の掛け合いが面白かったりや語彙に幅やユニークさがあったりする作品に惹かれるみたいです。
去年気づきました。
そういう気づきも得られるので、2022年も引き続きnotionに記録していきたいと思います。
改めて今年もよろしくお願いします。
あ、あとよかったら感想をコメントに残してくれると嬉しいです。
私もこれおもしろかった!とか、私はこんな面白い作品に出会った!とか。よろしくお願いします^-^
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